「現在子育て中の30代~50代の女性で、子供が少し手が離れたら人のお役に立つ仕事がしたい」 「医療業界未経験でも、ご高齢の方とお話しするのが好き」「資格を取って、自身の可能性を広げたい」等お考えの方、 現在、医療業界では、患者様の不安や不満を取り除き、安心や満足のサービスを提供する「医療福祉コンシェルジュ」の資格を取得する方が増えています。 本講座は、20代~50代の女性がこれからの就職(再就職)を考える上で「最高の接遇」「きめ細やかな対応」「増患に繋げるご提案」等を主に、 接遇力(おもてなし力)の高いホスピタリティあふれるきめ細やかなサービスを提供したり、患者様に対し、各種事務・診療手続きの案内や院内施設への誘導、 問い合わせやお困りごとにきめ細やかに対応することで、スムーズに医療サービスを受けていただくための「接遇のスペシャリスト」を目指します。
医療福祉コンシェルジュの業務
1.患者案内業務
患者様に安心してスムーズに診療を受けていただくため、手続きのご案内や誘導を行います。
受診方法のご説明/診察状況(待ち時間状況など)のご説明/院内各施設(病棟、各科窓口、検査室など)への誘導や導線の説明/各種お手続きのご案内 等
2.ラウンド業務
院内を巡回しながら患者様へ積極的に声掛けを行い、ニーズに合わせたきめ細やかなサービスを提供いたします。
院内環境の整備お困りの患者様への声掛け/各種問い合わせ対応/駐車券の発行やタクシー手配/各種資料や記入用紙などの管理・補充・差替え 等
3.接遇指導
日々の患者様とのコミュニケーションを基に、患者様の満足向上の視点から、接遇に関する御提案をします。
対象者
- 病院・福祉施設で患者様(御入所者様)におもてなしの気持ちで接することができるようにレベルUPしたい方
- 未経験だが、病院や福祉施設で働きたい方
- 他の資格はあるけれど「医療・福祉分野」での接遇の資格を取得したい方
- 30代から60代の女性でこれからの就職を考えている方
講座の特長
接遇指導現場で必要とされるスキルが身につく。
- 医療現場で求められていることは何かを理解できるようになる。
- 接遇の基本を体得し、その場に応じた対応が可能になる。
「医療福祉コンシェルジュ」(技能認定証)の資格が取得できる。
講座修了後、日本接遇教育協会認定の「医療福祉コンシェルジュ」(技能認定証)資格を取得することができます。
この資格は、医療機関での接遇のスペシャリストとして必要な知識と技能を有していることを証明するもので、就業の強い味方となります。
開催日など詳しい内容は新着情報をご覧下さい
講座の内容
- 医療現場で求められていることは何かを理解する。
- 接遇の基本を体得し、その場に応じた対応ができるようになる。
- ボランティアではなくプロフェッショナルとして働くことを意識づける。
1日目
- 10:00-11:20
- 【1】医療コンシェルジュとして求められているもの
- 医療現場の現状
- 患者様とご家族から求められていること
- 医療従事者から求められていること
- 11:30-12:30
- 【2】接遇の基本
◎接遇の基本
- 第一印象
- 身だしなみと立ち振る舞い
- 言葉使い(敬語+親しみやすさ)
- 笑顔と聞き取りやすい声の出し方
◎講義とロープレ
- まず基本形ができるようになる
- 基本ができてこその応用であることを理解する
◎「心」を置いていかないように、形+心で「マナー」
2日目
- 10:00-10:55
- 【4】医療現場のクレームと個人情報の取扱いについて
- どんなクレームがあるのか(具体的な例を挙げる)
- 個人情報とSNS(ツイッターやフェイスブック)の関係
◎講義とグループワーク
◎個人の軽はずみな行動が大きな信用を失うことを理解する(終了後10分休憩)
- 11:05-12:00
- 【5】メディカルコーチング
◎講義とグループワーク
◎「気が利く」とはどういうことか?
◎自分は主張的?非主張的?
→タイプを知る。相手の言うことを100%受け入れる
必要はないことと、表現の方法を知る。
- 昼食・休憩(12:00-13:00)
- 但し進行状況により変更あり
- 13:00-16:00
- 【6】事例研究
- 具体的な事例を3~5つ(詳細は未定)
- 内部対応、顧客対応などなるべく多くの事例を考える
【7】クレーム対応法